「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
とはモハメド・アリだけど、先日参加した ドスコムは
「蝶のように軽やかで、蜂のヒトサシの如く効く」
エクササイズであった。
人間の身体の構造が一緒である以上、
エクササイズの根幹というのは、
基本的には同じであると思う。
違いが出てくるのは、どの駅で降りるのか、
どんな列車に乗りたいか、ではないだろうか。
エクササイズでどんな身体を目指すのか、
どんな身体の動かし方、
どんな空気感だと自分のモチベーションが上がるのか。
ドスコムの下車駅は「美しい姿」であった。
『呼吸とはカラダのリズムです。
リズムが整うと「姿」が変わります。』
『美しい「姿」から美しい「動」が生まれ
その「動」によってこれからの「姿」が生まれます。』
(ドスコムから引用)
そして列車はエレガント号。
たっぷり2時間のエクササイズが終わると、
下半身は、透明人間ってこんな感じなんだろうか?
というような、重力を感じない脚に。
上半身は、数日間ずっと背中にしがみついていた
小さいオジサン(のような重さ)
が、すっかり居なくなっていた。
そして見事に姿勢が変わっている。
ついでに意識も変わっている。
いい年こいては重々承知ながら、
”「美しい」なんて言葉をもう一度、傍に置いてみようかな”
久々にそんなことを思った帰り道であった。
ちなみに、先生のヒロ ハットリさんは
丁寧で誠実な指導を行う上に、イケメンである。
今回は親子でドスコムといって、
小さいお子さんもいたのだが、
隣の”オムツが取れて何年経ったかな?”
という少女にまで非常に紳士的に指導していたのを見て
ちょっと笑ってしまった。
イケメンは緊張しちゃうから苦手。
という私の様なご婦人も安心のドスコムである。
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