肩甲骨はフリーダムなやつである。
どのくらいフリーダムかというと
フリーダム!と叫ぶオノヨーコくらい
フリーダムである。
ところで「構造類似の法則」という考え方があって、
肩甲骨と骨盤は構造が似ている。と、考えられている。
類似点の一つとして、どちらも股関節と肩関節という
可動の広い関節を抱えているわけだが、
腕と足ではその使用目的に違いがある。
下肢は大地を踏んで体を支え、
上肢は自由で繊細に動く手がくっついている。
それが骨盤という大きな骨と
肩甲骨というセパレートされた骨の差になったのか?
と、考えると少し面白い。
皮膚分節といって、脳から分布される神経の担当範囲は
四つん這いの時、非常に分かりやすい配置となっている。
ここに四つ足であった頃の記憶を見るのだとしたら、
肩甲骨のその存在と働きは、二足歩行への
進化のメッセージなのかもしれない。
時々、最後まできちんとハメ込まれなかった部品のように、
肩甲骨の位置が悪く、はめ込み途中の肩!
みたいな歪みをお持ちの方がお見えになる。
(いや、実は、そんな人は結構いるのだけど)
そして、そんなはめ込み途中の肩を持つひとは
肩関節の可動も、肩甲骨の動きも
だいたい狭苦しいものである。
肩にも人間にもフリーダムが必要だ!
と、そしてまた私は思う訳である。
Oha!健康講座
日時:12月24日(日曜日)
9時15分~(一時間程度)
場所:藤枝市生涯学習センター
※参加希望の方はオカメまたはホープまでご連絡下さい。
コメント
この記事へのコメントはありません。