会話とはひょんなトコからひょんなコトへと飛んでいく。
先日はホープとコロナの話から、笹川会長のCMは
何曜日のどんな番組で見たか、という話になった。
とっじまりよーじんっ♫と子供たちが歌う日本船舶協会の
アノCMである。ある年齢以上の方ならすぐに思い出すだろう。
ホープは愛知出身で、私は静岡出身で家族構成も育った環境も
全然違うけど、そのCMに感じたインパクトと、笹川会長という
人物像を知っていく過程は、だいたい同じだったのが面白い。
いちぃにちぃ いちじぇんっ!!
幼いホープは一生懸命これを実行したそうである。
さて、コロナに縮み上がって人に施すみたいなことは、
それこそじぇんじぇん脳ミソの片隅にも見当たらなくなっていた
休業直後の頃。
わたしは、お客さんからそれを思い出させてもらうことになる。
営業自粛で予約のキャンセルをお願いする連絡を取り終えると、
残ったのはガランとした仕事部屋だけになった。
そしてその頃から、日にぽつぽつとお客さんから
連絡が入るようになった。それは、
休業明けの予約や、送付してあるニュースレターの感想、
マスクのストックがあるから必要なら譲るという申し出でだった。
それはそれは大きな励みであった。
お客さんからの元気な声は、未来の時間の光を見せてくれる。
そして、自分の歩いてきた過去という道のりを確認させてくれた。
今という時間に未来と過去という連鎖が生まれると、
閉塞された目の前の時間が動き出していくのがわかるのだ。
こうしていただいたものを、私は自分の仕事で
ちゃんと返していかなければな、と思う。
今日は5月7日。
現時点ではまた営業を再開していない。
静岡県の感染状況の推移をあと少し見守るつもりである。
早く、再開できますように。
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