白雪姫に毒入りのリンゴを食べさそうとまで思わせちゃったのは、あの鏡のひとことだよな。
と、急に思った。
ずっと世界で一番美しいと言ってくれていた鏡が、急に手のひらを返したわけである。お妃さまも、えええええぇ~という気持ちになったことだろう。
さて世の中には心理的トリガーというものがあるそうで、その人にとってある種のトリガーが引かれると、意識せずに行動を起こすきっかけになるそうだ。“白雪姫が一番美しい”という言葉はきっと、お妃さまにとってのトリガーだったに違いない。
それにしても、お妃さま所有の魔法の鏡だったら、もうちょっと気い使ってやりゃいいのになぁと思う。
一番美しいという言葉に依存した妃が悪いのか、
なんでも本当のことをいう鏡が悪いのか、
結局は美しく生まれ過ぎた白雪姫が罪なのか、
むずかしいところである(笑)
さて、痛みにも引き金があるだろうか?トリガーポイントという、筋肉や筋膜に生じる「痛みの引き金」を解消する方法もあるけれど、それも踏まえて、もっとごくシンプルに考えれば痛みは「筋肉、骨、神経」の三つの要素からなると言える。
そのみっつの、だれが痛みの矢を引くのか。体の中にも、白雪姫に負けないドラマがあったりするから面白い。


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