このページが気になったあたなは、こんな性格や生活の癖がありませんか?
性格の癖
- 緊張しやすい性格だ
- 集中すると呼吸を止めていることがある
- お茶をすすっている時も、歯を磨いている時も肩に力が入っていると思う
- 責任感が強い
- 時間を忘れてひとつの作業に没頭するのが好きだ
- つい物事を白か黒かで判断してしまう
- どうせやるなら徹底してやりたいと思う
当てはまったあなた。そしてこんな不調が出ていませんか?
よくある症状
- 朝起きてすでに疲れている
- 首から肩、背中が張っていて辛い
- なんにもやる気がしない
- お腹が張っている感じがする
- 眠りが浅い、途中で目が覚める
- なんだかずっと頭が重い
- ちゃんと空気が吸えていない気がする
- 腕が疲れている
- 脚や手にむくみを感じる
- やたら手が温かい
心のストレスに強いタイプと弱いタイプの人がいるように、体にもストレスを受け流すのが上手い人と、逆に受け止めやすいタイプが存在します。
上記の性格や症状の項目に覚えがある人は、“からだにストレスを受け止めやすい“タイプです。なぜなら「体を緊張状態に置きやすい人」だからです。
からだのストレス
気持ちのストレスと体のストレスは、大きな枠でとらえると一緒だと考えることができます。気持ちのストレスを脳が認識してストレス信号を体に出せば、それは体のストレスになるからです。ではストレスを感じた体にはどんな反応がでるでしょうか。
からだはストレスを感じると、“筋肉をかたくする“ “呼吸を乱す“ という反応を見せます。いわゆる交感神経優位の状態となるのです。自律神経とは意志による運動とは関係なく反応し、内臓や血管などの器官を支配しています。ですからからだに与えるストレス反応の量を自分で決める。などと、いうことはできない訳です。
起こりやすい症状
交感神経が優位になったとき一般的に起こりやすい症状に、
- 肩や首のこり、張り
- 背中の痛み
- 呼吸の乱れ(呼吸が浅い、早い など)
- 胃の不調
- 背中の張り
- 頭痛
- 不眠
- 体温調整の乱れ
- むくみ
などがあります。
また、こういう体は首や背中はもちろん、股関節や腹部、横隔膜、腕の歪みや張り、肩甲骨位置のズレ、足首の歪みなどを起こしていることも多くあります。
姿勢・ボディラインへの影響
緊張したからだは痛みや不調だけでなく、肩幅の広がりや首の詰まり、猫背、ウエストラインのぼやけ、背中や二の腕の肉付き、ヒップライン、脚の形など、ボディラインにも影響を与えます。
楽で正しい姿勢やスタイルは、正しい筋肉バランスに支えられた関節(骨)があってこそ生まれるものです。見た目に美しいからだは、痛みや不調を跳ねのける力のあるからだとも言えるのです。
呼吸への影響
筋肉の緊張や姿勢の悪さは、呼吸活動のための骨や筋肉の動きを邪魔し、自律神経のコントロール下にある呼吸を乱していきます。
呼吸は肺が膨らんだり萎んだりすることで行われますが、その肺の動きは、肺を取り囲む胸郭と横隔膜などの筋肉の動きによって生まれます。姿勢が悪かったり、筋肉が本来の働きができない状態にあると、呼吸の動きは小さくなり、からだに取り込まれる酸素の量が減ります。すると、からだにとってのガソリンと言える酸素もまた隅々まで行き渡らなくなります。
また脳が酸素の不足を訴えることで血流のポンプを早めれば、それは交感神経を優位にさせることにつながっていきます。
からだから脳へのフィードバック
(末梢神経系である)自律神経は意志による運動とは関係なく反応しますが、末梢神経の役割にはからだの各部からの情報を中枢(脳や脊髄)に伝えるという働きもあります。
そのため、からだをリラックスした副交感神経優位の状態にできれば、それが脳にフィードバックされ、緊張状態の悪循環を断つことができます。
整体にできること
生活の中で受ける様々なからだにとってのストレスから、からだを解放させる。からだ工房オカメが得意とする施術です。
脊柱や胸郭に動きをつけ、肩甲骨や骨盤の歪みを戻し、四肢の負担をとることで、からだは大きく呼吸を始めます。すると、凝り固まった緊張が解かれ、からだが“ほっ”とリラックスできる状態となり、同時に痛みや不調からも解放されていきます。