整体とロミロミにはたくさんの共通点があります。ただ気持ちいいだけではない、ロミロミのほんとうの実力とは?
ロミロミとは
ロミロミは手のひらや腕、肘を使って全身の筋肉を深く、心地よく弛めていくハワイ伝承のオイルマッサージです。呼吸のリズムを大切にする、ゆったりとした施術には高いリラックス効果があります。
またオイルにより深部の筋肉まで心地よくアプローチ出来るため、筋肉を起因とする不調や、むくみなどにとても相性の良い施術です。
優れた筋肉へのアプローチ
筋肉は、体表の表層筋から骨近くの深層筋まで層となっているため、深層の筋肉へのアプローチが難しいものです。しかし、ロミロミではオイルを使うことで深層筋を広範囲に捉え、深く、そして心地よく調整することが可能になります。
深層筋には姿勢の保持や関節動作のサポート、内臓の正しい働きを促す作用があり、深部の筋肉の調整はそれだけで効果的なものとなります。
副交感神経へのはたらき
自律神経は、交感神経と副効果神経という両者によって成り立ち、交感神経優位時では体や筋肉は緊張状態におかれ、逆に副交感神経優位時にはリラックスした状態となります。
(末梢神経系である)自律神経は意志による運動とは関係なく反応し、内臓や血管などの器官を支配していますが、末梢神経の役割にはからだの各部からの情報を中枢(脳や脊髄)に伝えるという働きもあります。
オイルでゆっくりとリラックスしたからだは、副交感神経優位の状態であると脳にフィードバックさせるため、副交感神経へも働きかけることができます。
ロミロミに向いているタイプ
- 些細なことでも緊張しやすい
- ストレスを受けやすい
- 気がつくと呼吸を止めて集中している
- 集中すると同じ姿勢でいることを忘れる
- 歯ブラシや包丁を気づくと強く握っている
などが当てはまる方は、瞬間的に体を緊張状態にするのが得意な方です。
ロミロミの芯からほぐれていくようなアプローチを、より気持ちよく、より効果的に堪能することができるでしょう。