「細雪」という映画がある。
昔の京都の雅な4人姉妹のお話である。
「ねばらはったなぁ (ねばったわねぇ) 」
とは、この映画の最後に長女と次女が
三女の事を言ったセリフ。
大人しく、この上もなく美しいが、どこか頑固な三女は
(役は吉永小百合)
なかなか結婚話がまとまらない。
その三女が何度もお見合いを重ね
周りもなかば呆れ、なかば嫁ぐことをあきらめた頃に
家柄も趣味も財産も顔も全部揃った男が現れ
ようよう見合い話が成立する。
それを見て長女の岸恵子と次女の佐久間良子が言うんである
「ねばらはったなぁ」・・と。
三女は美しいが、はっきり言って女受けはしないタイプである。
か細い声で「へぇ、へぇ」と頷きながら結局は意見を通すし
二女の夫に隠れて帯をほどかせたりしている。
なのに表面は清楚。
なかなかのやり手なんである。
しかしながら
この「ねばらはる精神」は
見上げたもんだと思った。
今年もあきれ気分が一周回って参った!
と周りがため息をつくほど、
ねばらはる精神で頑張りたい。もちろん仕事を。
では、今年も皆さんよろしくお願い致します^^
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