1+1=2以上である、とか、無限大である
というのが最近の風潮だと思う。
でもそろそろそれも、オンリーワンや大人女子と同様
そうであることに皆くたびれてきたのではないだろうか。
どれも本物になるのは難しいし、逃げ道には迷宮に過ぎる。
1+1が無限大であればファンタジーは膨らむけれど
ファンタジーは夢見がちである。
日曜の勉強会で講師をしてくれた立木先生は
その点、至極シンプルな人であった。
1+1=2であり、2以外の何物でもない。
5とか10とか欲しけりゃ、1を足していけ。
というのが立木先生のスタンスであった。
少なくとも私はそう受け取った。
技術、座学と今までに作り上げた真っ白で骨太な「1」を
丁寧に足していくような授業は、素直に心に伝わってくる。
ファンタジーあふれる霧の中を不意に飛び出した
野太く吠えるド直球は胸にドスンと響くのだ。
そしてドスンと響いた音を持続させられるかは私次第である。
やれんのか?
やりますとも!!
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