(前回から続く)
自律神経は想像力が逞(たくま)しい。
とは、どういうことかというと、
自律神経は、脳で考えたことに(も)反応する。
と、いうことです。
今まさに、目の前にストレスを発生させるような事象が
起きていなくとも、ストレスがかかった事象を思い出すと
あら不思議!
まるで目の前に起きていることかのように、
脳は反応し、自律神経に指令を出しちゃう。
例えば、
お風呂に入って、部屋の明かりを消して、
いざ眠ろうと思うと
”ひるまのアレ”
を、フト思い出し、考えをめぐらせ、
もういい加減考えるのは止めよう。
と思いながら、気が付くとまた同じことを考えちゃう。
考えているうちに、交感神経はいよいよ正常に働いて、
そして新聞配達のバイクの音が耳に響き、
鳥のさえずりが聴こえだす。
これが、眠れない夜の想像力あるあるデアル。
そして、
夜眠れなかったものだから、
仕事も人間関係もあんまり上手に頭が回らない。
だからなんだか気持ちもイマイチで、
そのうえ朝からすでに体がダルイ。
それなのに今夜も何だか眠れないし
最近、胃腸の調子もよくない。
アレ?なんでだろう。背中まで痛くなってきたかも。
これが、想像力アルアルによって乱れ始める体アルアルである。
(※痛みの出る場所、不調の出方は人による)
そう思うと、ストレスに対して体は健気なほどに追随してくれる。
なんなら体の方が一歩先に進んじゃって、
気が付くとそこにあったストレスよりも
体の不調の方が先導するようになってたりして。。。
ん~でもあたし、別に仕事も人間関係も
とくにストレスないんだけど!
でも、なーんか最近体が変で
そういえば天気に影響されるような。。。
という方のために、体にとってのストレスは
心的ストレスだけじゃない。
と、いうお話を次回。
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