深夜特急という本がある。
ユーラシアを渡るバックパッカーのルポルタージュ。
時々この本に憧れた若者が中東辺りで事件に巻き込まれたりするが
その行動の良し悪しは別として、この本を読めば、
同じような放浪をしてみたいと思う気持ちは否めない。
この本を初めて読んだのは10年くらい前だろうか。
下北半島へ向かう電車の中だった。
人生とは旅である。
だなんて、誰かがそこココで言うセリフだけれど
本当にそうだな。と最近思う。
どこに終点があるのか、
今どの地点にいるのか、
この先どの道を選ぶのか、
うんざりするような繰り返しと自問自答が
それがそのまま生きることなんだな。と思う。
もちろん鼻歌まじりにスキップしたくなる日だって、沢山あるわけだけど。
整体師という仕事を始めてから
めっきり旅に出なくなった。
自由のきく仕事の不自由な点である。
今年時間が取れたら
知らない街をただただひたすら歩くような旅を
またしたいな。
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