女のさが、などという言葉がある。
柴門ふみの、これは随分初期の作品だと思うけど
「女ともだち」という漫画本で、
10代ながら、さがという言葉の意味を知ったように思う。
さがに似た言葉でごうがあるが、
ごうの方が少しドロドロした感じがして、
作品を思い浮かべると男性の手によって作られたものが
多い気がするのも面白い。
さて、体の歪みにもさが、がある。
生き物の身体の奥を探れば、そこには骨がある。
だからグンニャリしないで形を保っていられる訳だけど、
言い換えれば、硬くて細長い棒が入っている訳だから
融通が利かない部分がどうしたって出てくるわけだ。
右肩が挙がっていれば、首は右に倒れるし、
背中を丸めていれば、骨盤は後ろに倒れる。
これ、背骨のさがである。
ただ、女のさがのように性格や運命に操られていないだけ
融通は利きやすい。
もちろん先天的なものは無理だけど
後天的に・・・、例えばいつも重いバッグを右肩に下げてたら
右肩が挙がっちゃったよ。みたいなものは、
原因を取り除けばホラ!元通りである。
さて、あなたにはいくつのさがが身体にあるだろうか?
身体のさがを直したところで運命は変わんないけど、
疲れやイライラが改善されて
毎日の生活に笑顔が増えることは間違いないですよ。
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